⑤目着色
僕の目の塗りは簡素なのであんまり参考になりませんが、手順を説明してみます。まずはベースとなる瞳を黒で塗る。基本的にここまでは１つのレイヤーでやってまふ。多角形でせんたくして塗りつぶしとブラシと消しゴムですね。
次に目の上の方だけ少し濃くするレイヤーを作ります。今回はあんまり目立ってないけど、これをやらないと薄い目似見えたりするので毎回入れてます。ぶらしのみ
ここでようやく色を使います。覆い焼きレイヤーで目の下のほうにブラシで薄い黄色を落とし、指先ツールで変形してます。少し最初に塗った黒い部分に被るようにするのがポインツ。
最後にハイライト。ブラシのみ。左下の濃いハイライトだけに薄い黒で外枠取ってます。ハイライトを強調。僕の目の塗りはレイヤー４つでこの流れになっとります。個性ねぇなー
⑥髪着色
髪は１影が全てです。完成度に直結します。僕は一枚のレイヤーで基本の影ライン＋ぼかし＋薄い影を全部やります。マスクも使わずグループ化のみでやっとります。灰色の基礎塗りに半透明にしたグループ化レイヤーに黒で塗ります。多角形、指先ツール、ブラシツール。
覆い焼きレイヤーで色味をつけることで、影の始まりから影が終わるまでの変化が作れるんですわ。覆い焼きが影響してない影が少し青く見えません？濃い髪の毛にしか使えない方法だけど、ご利益ありますぜ
影の濃い部分にだけ青みを追加します。影の始まりが茶色（覆い焼きの影響で）→影（青く見える）→濃い部分が更に青く、となります。空があったり青みを帯びた海があるようなイラストの場合、太陽の光の影響を受けなくなればなるほど（影になればなるほど）、青空や海の青い照り返しの影響を受けます。影はつける度に青に近づけていくっていうのが僕の影理論です。
ハイライトを付けます。レイヤーは覆い焼き。照り返し部分にもハイライトを付けると照り返しが強くなってるように見えてお勧めッス。ちなみに覆い焼きレイヤーは半透明にして色を薄めろのではなく、明度を下げて調整します。そうすると薄くなっても鮮やか。
最後にハイライト周りに覆い焼きで少し光を強調します。ハイライト同様、薄める際は明度で調整。今回はこれで終わりますが、照り返しが強い絵の場合は更に覆い焼きでシルエットを囲ったり、何かの落ち影を髪の毛が受けてる場合はその境界線付近に色つきの覆い焼きを落とします。一昨年の「影」表紙の光具合はソレです。
ここで僕の筆、愛用のロジさん紹介。マウスだけで細かい移動とかが必要な場合、小さめが使いやすい。親指と薬指で指で移動するのだ。ボタン多目のものを使い慣れるともう他のマウス考えられない…！しかしロジさんは…すぐこわ○るね。こいつは３代目。クリック連打してるから文句は言えないね。左クリックが最初に壊れるし